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ケースウェスタンリザーブ大学、シナプスバイオメディカル社と国際コンソーシアム設置合意書を締結

国際コンソーシアム設置合意書を締結

2015-11-06


生産技術研究所は、ケースウェスタンリザーブ大学、シナプスバイオメディカル社と合同で神経補綴(ほてつ)研究を行う国際コンソーシアムを設置するための合意書を2015年11月6日に東大ニューヨークオフィスにおいて締結しました。

 調印式は開設されたばかりの東京大学ニューヨークオフィスにて生産技術研究所の藤井輝夫所長、ケースウェスタンリザーブ大学の機能回復研究所(IFR)のメガン・モイナハン所長、シナプスバイオメディカル社のアンソニー・イグナニ社長によって執り行われました。

 神経補綴とは、病気などによって失われた神経の役割を人工的な電気刺激によって補うことによって身体の運動機能を回復させる技術です。オハイオ州・クリーブランドのケースウェスタンリザーブ大学は世界でトップレベルの神経補綴システムの技術を持っており、シナプスバイオメディカル社はその技術を応用した製品を世界25カ国で販売しています。神経補綴はまだ発展途上の技術であるため、本所の持つ先端技術を応用して革新的な次世代神経補綴システムの実現へ向けた共同研究を行うことにより、神経変性疾患や脊椎損傷による神経の機能不全の回復へ寄与できると期待されています。

 生産技術研究所においては、体内埋め込み機器に搭載する電源システムの研究、患者に受け入れられやすいデザインの研究、培養神経を用いた電気刺激パターンの最適化の研究などを行う予定です。